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頭蓋骨は、15種類23個の骨が関節縫合という特殊な関節で繋がって出来ています。
その内側を硬膜という二層の膜で脳が包まれ、その膜によって左右の大脳や小脳が分かれて収まっています。
頭蓋骨は大きくは脳の収まっている部分の脳頭蓋、顔や口腔を形成する顔面頭蓋に大別され、症状や施術においても分けて考えていきます。
また顎関節の部分の症状は殆んどの場合、個別に見ていく事が必要になります。
頭蓋骨底部は脊髄神経、脳神経、頚動脈、頚静脈、椎骨動脈などが出入りする場所になっています。
頭蓋骨底部の傾き(頭の傾き)はこれらの血管や神経の働きに影響します。
頭蓋骨の歪みは頭部の機能や頭痛などの様々な問題の原因になります。
脳の中心の下部に自律神経の中枢の視床下部があり、下垂体がぶら下がる形で出ていて頭蓋骨の蝶形骨のトルコ鞍に収まるようになっています。
視床下部は下垂体を介して様々なホルモン分泌をし、自律神経の調節とともに体の本能的な機能を調節しています。
頭蓋骨の蝶形骨のゆがみは、自律神経やホルモンの分泌の問題に直接影響を及ぼします。顎関節のゆがみも蝶形骨に影響を与えるため、顎関節症の方は自律神経やホルモン分泌の問題を起こしやすくなります。
めまいは、体のバランスを保つ機能に問題があると起こります。回転型のめまい(自分や地面が回る)、落下型のめまい(谷底に吸い込まれるように感じる)、浮遊型のめまい(浮いたようなフワフワした感じ)など平衡感覚や位置感覚の異常を感じます。
めまいには、耳から起こるめまい、(メニエール、前庭神経や聴神経の問題、薬剤由来のめまい、騒音などの機能障害のめまいなど)脳から起こるめまい(塞栓や動脈硬化などの血管性のめまい、てんかんによるめまい、頭位バランスや機能的虚血によるめまいなど)、加齢によるめまい(平衡感覚機能、血圧調整機能の低下や他の疾患由来のめまいなど)、その他、脱水症状起因のめまいなどがあります。
整体でのめまいの施術
頭の側面で耳がある頭蓋骨が側頭骨で骨の中に耳管、三半規管、前庭神経、聴神経が入っています。
側頭骨に歪みがあると体の平衡感覚に影響をして、めまいやふらつきの原因となるので、側頭骨の歪みやその原因となる体の歪みや重心軸の崩れをなくすことが施術では重要になります。
後頭部と首の付け根が強い緊張がある場合は、小脳に血液を運ぶ頚椎の横突起を通る椎骨動脈の循環が悪くなって、小脳が虚血を起こしてめまいが起こる場合があります。首を反って作業をすることが多い方や事故でムチウチをしたことがある方によくみられます。
また後頭部緊張のめまいは、動脈硬化で血管が狭くなっていると後頭部の少しの緊張で小脳虚血をおこし、めまいが出ますので注意が必要です。
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